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ソフトウェア開発者として働く人の技術的なメモ

CODE VS 2.0 を観戦してきました

2013年1月19日に行われた、CODE VS 2.0 を観戦してきました。勤め先の企業が協賛として関わっているため、採用活動の一環として…ということだったのですが、イベントとして純粋にとても面白かったのでご紹介したいと思います。

イベント&テーマ概要

[caption id="attachment_2073" align="alignright" width="300"]CODE VS 2.0 テーマ CODE VS 2.0 テーマである「落ちものパズル」の概要図。連鎖や高得点を狙い、相手と競います。[/caption]

CODE VS(コードバーサス)は今回で2回目の開催で、学生を中心とした競技プログラミングの大会です。予選はインターネットで行われ、上位8人が今回のイベントの対戦者として出場できます。CODE VS 自体はもともと Pixiv がやり始めたようですが、第2回(2.0)は共同主催企業や協賛を増やして、前回より盛り上がっているようです。

今回のテーマは「落ちものパズル」。数字が書いてあるブロックを、ぷよぷよさながらに積んで行きます。縦横ナナメの数字を合計して、既定の数字とぴったりになれば消えるというもの(レベルによって規定の数字は変わるようですが、決勝戦では30となっていました)。競技のポイントは連鎖と得点。いかに連鎖を上手く組んでお邪魔ブロックを相手に送るか、そして制限時間(のようなもの)が過ぎた場合は得点での争いとなるため、得点を稼ぐことも重要です。得点は時間が経つにつれて倍々で加算されていく仕組みとなっています。

決勝戦の様子

[caption id="attachment_2074" align="alignright" width="300"]CODE VS 2.0 会場 CODE VS 2.0 会場である、六本木のニコファーレです。フロア全体にニコ生のコメントが流れるようになっており、このおかげで会場は大盛り上がりです。[/caption]

決勝戦は、参加者が事前に作ったアルゴリズムを実際に戦わせ、どちらが勝つかを見守るようになっています。

参加者は壇上で座って、自分が作ったアルゴリズムが対戦する様子を眺めているだけだったので盛り上がらない…かと思いきや、プロの司会の方や妙にトーク回しが上手いアイドルの方、そして競技プログラミングで著名な @colun さんを実況に加えており、そして会場がニコファーレだったこともあって大盛り上がりでした。「落ちものパズル」ということで見ていて楽しく、大連鎖が起こると会場から拍手がわき上がったりもしました。

ゲーム特性と事前に作ったアルゴリズムを戦わせるということから逆転劇がほぼ起こらないため、実際の駆け引きで盛り上がることはありません。しかし、それゆえにのもどかしさを楽しんだり、じわじわやられている所からの逆転劇ではなく、それがどこまで耐え抜くのかを見守ったりするなど、人間同士のゲームを見ている面白さとは違ったものがありました。

学生さんと話してみた

さて、今回私は企業側として参加したため、懇親会で会場にいらした学生さんと色々お話をさせて頂きました。母校の学生がいたのでその方と話したり、決勝戦の参加者とお話をしました。皆さんそれぞれの動機があって、(予選敗退者も含めて)この CODE VS 2.0 に参加されているようでしたが、意外と多かったのが「何をプログラミングしたらよいか分からないので、プログラミングスキルを向上させるために競技プログラミングに参加している」と仰る方々でした。

先日のエントリ「東京Ruby会議10 でレポートを書いてきました」でも、Ruby を使って何をプログラミングするかというテーマでお話されている方が多くいました。書店に行けばプログラミングの本で溢れかえっているけど、それを何につかうのか?ということについては、意外と困っている人が多いのかもしれません。

作るより組み合わせるスキルだったり、いかにライブラリやプラグインを知っているかの違いになってしまって、何かが欲しいときにそれを「作ろう」っていう発想にならないのではないでしょうか。大学のプログラミング授業だと、常に「課題」という形でプログラミングをするので、やはり何かを作るという発想にはならない気がします。僕も発想力とかクリエイティビティは欠けているので、問題意識を持って CODE VS 2.0 に取り組んでいる学生さんと話して、すごいなぁと感じました。

 

こういうイベントにでて色んな人と話すと、モチベーションが高まりますね。いつも社外イベントに誘ってくれる部長や人事部に感謝。。来年も開催されるようですので、ご興味をもった方は是非挑戦してみてください!